かさ

[お話]前提
●毎年帰省
 主人公一年に一度のペースで帰省している。意図はしていない。時期は決まっていない。年末に帰らないこともある。一度だけ塾でバイトをした。
●思い出す
 高校卒業とともに東京へ上京したため、帰省すると中学、高校の頃の人間関係を思い出す。
●学生生活
 6年間。ずっと東京。帰省回数はちょうど6回。
●夏休み
 大学の夏休みは8月から9月末までのちょうど2ヶ月。9月の最終週は前期の補講だが、講義はほぼないため実質夏休み。
●スイカの種
 主人公が小学生の頃、家の裏にある雑木林に蒔いた。食べたスイカの種のため、蒔いたのは8月。双葉がでたが、そのまま秋になり、枯れた。
●裏の雑木林
 実家の裏にある。東京ドーム1個分はある。不良高校生がタバコを吸うたまり場がある。
中二病
 主人公は中学二年生の頃、先輩との確執があった。バスケ部の中で嫌いな後輩で1/10位になったこともある。精神的にまいってしまい、一時期声が出なくなる。
●北海道
 実家は北海道のN室市。超過疎化が進んでいる。
●自転車
 1年で5キロ太った主人公が、運動不足解消のために購入。75000円。買って1ヶ月で交通事故に合い、示談成立まで修理できず乗っていない。
●スーツ
 主人公はスーツカンパニーのサイズ表記だと6ドロップ着用。意外と足が長く、店員にほめられることが多い。事実かどうかは不明。
●映画
 主人公の地元には映画館がなかったため初めて映画を映画館で見たのは大学生になってから。
ずんだ餅
 主人公の好きなお菓子。
●温泉ファンド
 主人公が運用に失敗したファンド。機関投資家向けと個人投資家向けがあり総額1兆円とかなり大きい。主人公は150億円ほど投資実施中。設立当初は高齢者層から絶大な支持を受ける。温泉ファンドに投資されることを売り文句にするほど温泉地からも人気があった。
●Y布院
 温泉ファンドの運用先が多かった温泉地。B府等周辺の温泉が枯渇しO分県の大半の温泉および旅館が倒産、閉鎖する。一般的な名称にも関わらず、実質極端な投資(地域偏重リスク、地政学リスク)をしていた場合を考慮(計量化)するリスク管理体制が構築されたきっかけとなる。温泉ファンドの名称がO分温泉ファンドという名前なら問題なかったとされる。
●藤巻
 温泉ファンドを組成したアセットマネジメントのディレクター。上司に裏切られ、主人公の勤める別のアセットマネジメント会社へ転職。主人公の上司となる。
●亀野
 藤巻の元上司。温泉ファンドの一時的な成功を独り占めした。
●靴下
 洗濯を1000回してもよれよれにならない、ゴムが伸びない靴下を開発した東京にある中小企業の社名。温泉ファンドの投資先の一つ。採掘関連の企業が研究開発時に偶然発見した化学繊維の特許をもとに設立。技術はあるがお金がない典型的な企業。
●三日工業
 靴下の親会社である採掘関連の企業。温泉ファンドからの出資金を実質靴下の運転資金にしている。
●誰の責任?
 温泉ファンドの投資先が次々と倒産、閉鎖したときにすぐに実態を把握できなかったことに対して。投資先の温泉が結託して嘘の財務報告を行っていたため。ファンドマネージャーが自分だけのせいではないという発言にたいして。
●K木メイサ
 温泉ファンドの個人投資家向けのPRキャラクター。高額な出演料が暴露され、マスコミから批判を浴びる。投資先の一つである温泉宿に無料で泊まったことも暴露され、印象が悪くなる。美人。
●ナナコさん
 主人公の彼女。主人公が高校生の頃好きだった子もナナコという名前だが別人。美人というよりかわいい系。
●みどり
 女の子っぽい名前だけど男。主人公。27歳。中堅大学で工学を専攻。へりくつ。藤巻に温泉ファンドへの投資を命令される。美人が好き。