大戸屋へご飯を食べに行った。
そこで隣に座っていたいかにも田舎から上京してきました系女の子が突然
「油絵教えてくれませんか?」
と言ってきたのだ。
たまたま油彩セットを持っていたおかげ?でその子と出会っちゃった?
まぁちょっと知り合いになるくらいいいかーくらいな軽い気持ちで。
名前はK子といった。
とりあえずアドレスを聞いた。油彩セットはそのまま貸してあげた
(重いしね。といっても初見の人に物を貸す自分も自分だな)
教えるといっても何をしていいのかわからないのでちょうどGWがあることだし、その間何か試しに描いてもいいしどんな絵を描きたいのか考えるのもいいかもねと言っておいた。
そして今日、一緒に世界堂に行き油彩セットを買いに行くことになった。
待ち合わせにしていたスタバで
(自分の上京時を踏まえて駅の入り口前集合は避けた)
彼女は写真を持ってきていた。
そういえば自分も昔、絵を描くのに写真を撮っていたっけ。
みんな考えることは同じなんだな。
もしかしたら彼女が大成して、
「私がここまでこれたのはL君のおかげです」
なんていわれるのを想像したりして、そういう自分に突っ込みを入れてみた。
世界堂では普通の油彩セットとイーゼルを買い(計2万円弱)
さぁやるぞ!という気持ちにはなったらしいけど
どうだか・・・
買って満足って意外と多いし、自分もそういうことってよくあるし。
期待もしているけどすべてそういう気持ちではない。
これって誰かが言っていた無関心のせい?
あー自分もやっぱり多数の中の一部なのだろうか。
個性を出そうと頑張っているK子を見ながら自分に足りないのはなにかと考えて今日は終わった。
〜続く〜