派生その1

アジアと日本の関係はけっこう変。今回のサッカー、ヨルダン戦が行われた重慶は激戦地だったようだ。反日感情は相当強い。最近(でもないけど)、日本人留学生がアホな寸劇を行ったものや、劣閣諸島問題、日本首相の靖国神社参拝問題など中国が日本に対してそういう態度になる理由はいくつかある。中国人がむかつくのならこっちもむかつこう。信長(ODA)(笑)。日本は借金がある。約600兆円。1979年から中国へのODAは総額約6兆円。ちなみに中国は毎年数千億円のODAを日本から受けているがベトナムカンボジア東ティモール等に600億円の援助を提供し、これらの国々には援助大国ぶっている。さらに北京国際空港の新ターミナル、北京の地下鉄の資金の一部もODAで賄われた。普通、ODAで作られたものは援助国が口を挟める。しかしこれら施設を中国は勝手に外国で証券化して売り出し、それに日本が抗議すると内政干渉だと言う始末。それなら靖国問題は?歴史教科書問題は?あれって内政干渉じゃないのかな、笑っちゃうぜ。中国は言葉をたくみに使う。日本からの経済援助は経済合作で経済協力だから援助じゃないと。しかし中国が行う途上国への援助は援助ということ。文句言われてまで援助を行う日本政府も政府だが中国の図々しさにはあきれる。ちなみに中国人のほとんどは日本から巨額の援助を受けていることを知らない。戦争の歴史を忘れるなと彼らは言うが、戦後の日本と中国の経済関係の歴史を忘れているのはあちらのほうだ。お金の問題じゃないという人がいるかもしれないが、あちらはお金の問題しか考えていない。彼らが今文句をいっている劣閣諸島が中国のものになったら自国の領海が増える。ほらみろ。