油絵

昔ちょっとだけ美術部だったのだけど、実はそのときに好きな先輩がいました!その人はボランティア局の人で髪の毛がゆるゆるパーマたったなー。今思えば僕のパーマ好きはこの頃に生まれたのかも(今はそうでもない)。ところが、その先輩にはこれまたいっこ先輩の彼氏がいて、あーちっくしょー何でお前なんだよーってかんじで僕の青春第一部は終わりました。ちなみに美術部では男子がほとんどいなくていても部屋にいないので孤立し(今とは正反対)あんな空間もう嫌だーと思ってだんだん行かなくなり先生に最後通告を出され自然退部となりました。ぶっちゃけ、その先輩に会いたかったのか、絵描きたかったのかどっちなんだ!って。。。w冬の無人駅を描いたことがあるのだけどその風景がとっても好きで帰郷するたびにその場所へ行きます。別にコレといった特別なものはないけど日本最東端の駅ってことで端っこなんです。それで毎回日本のど真ん中に戻ってくるたびに遠くまで来たなーって(遠くまで行ってるなーって)。なぜか油絵って感じなんだけど油絵って下書き描いた時に一度定着液で保存するのね。水彩だと、下書きでうまくいった(デッサンぽく)のに色入れるとすげー失敗って時が多々あって、それは僕の能力がないからなんだけど。けどけっこうきれいにいくんだね、鉛筆は水彩で消えづらいから。で、油絵ってなんで定着液吹きかけるかっていうと絵の具のせると消えちゃうってのもあるんだけど、下書きがきれいに書けないんだ。自分だけかもしれないけどさ。詳細とか細かく描けないの。描いても絵の具のせているうちにちょっとずつぼやけてきてしまう。定着液使っていてもね。ただでさえきえちゃうから定着液でも使わないと完璧に消えちまう。てなわけで本当は水彩のほうが好きなんだけど(実際、賞をとっているのも水彩のときだけ)、油のほうが自分っぽい気がするんだ。描いている途中でなんか色々変わってきて、ぼやけたり、なんとか保存しようとするけど、やっぱだめで、たまには時間おいたりして、重ねてのせているうちに下のがチラッと見えたりしてぼろが出て、時にはいい味出して。そして思い通りに行かないけれど何とか完成してって。んー。人生ってうまくいかないものだなー。てことで僕の高校生活は平凡に過ぎ去っていきました。