文章、言葉+

今日の日経で平田オリザ氏(劇作家、ICU卒だったはず)の文章が載っていた。なにやら韓国ブーム(今は韓流の読みについては議論しない!)なのはいいことだという内容で、韓国と日本の基礎知識の違いが今後の関係に不都合だからもっと相手のこと知るために勉強したほうがいいよーってかんじ。
その文中、
お互いに相手国の基礎知識が違いすぎる。例えば韓国では1919年3月1日に朝鮮半島で何があった?と聞かれたら100%答えられる、一方日本でそれを聞いたら答えられる人なんて3%もいないだろうと、
で、僕は逆のパターンが来るだろうと、日本人にとっては常識で韓国人がしらないことはなんだろうと思って読んでいたらそれで終わり。逆のパターンも書いてくれないと単に日本が韓国のことを知らないで韓国人は日本のことも知ってますよーって意味の「基礎知識の違い」って意味にとれてしまうんだけど・・・
そりゃ僕は1919年といわれたらコンツェルンしか思いつかないけどさ。しかも関係ない。それに日本で韓国ブームだということは韓国一般人にはどうでもいいことだろうしさ。日本のことなんてあちらにとっては知ろうが知るまいが・・・だろうさ。あーこの人の書き方だと僕が考えてしまったとおりに感じられるんだよなー。確かに日本人は韓国のこと何も知らないけどね。どこかで習うわけでもないし。
日本人が100%知っててなおかつ韓国人も100%知ってる日本領土であった大きな事件ってなんだろう・・・金大中拉致事件?うーん100%はないだろなー。30年位前だし。
僕は韓国のかっこいい人々など興味はないので(焼肉くらいなら興味ある)別に仲良くなりたいと思わないから今後韓国大好きになりたい人は単に冬ソナその他だけに興味を持つのではなく韓国の歴史も勉強してついでに韓国旅行しちゃったりしてさらにもっと勉強してみれば?って感じです。そこら辺は好きになった人がどんどん好きになれば。って意見なので平田オリザ氏と同意見だ。
単に途中の論拠と言い回しが気になるだけです。

あと今日の私の履歴書を書いている人(たしか某議員の夫)の
 なぜそうなったのかというと〜こうこうこうで〜だったのだと思う(一つの文章、しかも長い)。
という文章にも違和感を感じる。
 なぜそうなったのかというと〜こうこうこうだからだ。たぶん○○だったのだと思う。
にしてほしい。読みづらい。理由なのに思ってるのがおかしい。確実ではないのなら
 なぜそうなったのかを考えると〜〜
にしてほしい。何言ってるんだ。

さらに言うと、新聞紙上ででてくる日本対諸外国との比較をするときに、特にスポーツの戦歴は主語がわかりづらい。日本と書いた表はもちろん日本が主語だ。けれど外国を主語にすると途中までは外国が主語なのに、対戦成績が書いてあったりしたときそこだけ成績が日本からみての成績だったりする。

もう一個言ってやる。
よく歴史を振り返ってみて団塊以上の世代のインタビュー(別に何でもいいんだけどよくあるのはおじじ世代のお言葉だからさ)が数回に分けられた記事で、運悪く第2回や上中下の中からだったりすると非常に読みづらい。普通の記事と違って主人公らしき人がいるからその人がどうなのか周辺人物の名前も微妙で基礎知識がないせいでさらに読みづらい。突然
「英雄がやってきてこう言った」
といわれて英雄って誰だっけ?エイユウ?読み返してもここで最初に出てくる。よく見ると題名の下に「中」。上中下の中か・・・。こういうのって腹立たしい。単純に自分が生まれる前の話は気になるからおっさん連中の話って聞きたい。去年の河野洋平氏の私の履歴書は一回一回である程度完結して(時間的に)面白かったのにな。

新聞社!あなた達の業界は成熟企業で部数が伸び悩んでいるでしょ!そのことを知ってるくせに新規顧客や僕みたいな浮動しがちな顧客に対してもっと読みやすい紙面作りしたらどうなのさ?僕は4年で3誌読んでるよ。全部違う。ほんとに。内容での個性は既に充分。あとは読みやすさがほしい。連載もいいけれど一部一部での読みやすさが足りない気がする。

もっと言ってやる!
某S新聞社は自社HPの中で
「これは我輩である。アレコレ〜」
とかいてある。一瞬コレ?と思っていたらどうやら右にある自分の顔写真だそうだ。もう本当に点字新聞作ってる会社が!?と疑ってしまうよ。ブラウザによっては表示の仕方が企業の思い通りにならず崩れて表示されるユーザもいる。そして目が見えないユーザもいるはず。あーこんな人がマスコミで情報を作り出しているのかと思うとかなり残念です。

本当に何言ってるんだ。正月早々。自分の事、棚にあげすぎだろ。まぁいい。俺自身が許してる。じゃあもっといおっと。

ちなみに広告○校のHPは文字のサイズを小にしないときれいに表示されない。文字サイズ中以上にしたら文字がかぶってしまい、ひどいことになる。htmlはかなり融通がきくので無理矢理でも表示できてしまうのがいいところで悪いところだなーと感じる今日のこの頃でクリエイティブな人たちでもユーザビリティ考えてない人が多すぎ。そういや、そういう人たちのページに出てくる文字って大概ちっこいもんなーと思い、目が悪いとあなた達のページは見ちゃダメなんですかー?とひねくれたくもなるよ。
この点では新聞社のサイトは比較的良い傾向がある。文字のサイズも好きなように決められるところもあった(全部じゃないのが残念、けれど文字多すぎて探すのはやっぱり苦労)。

たぶんこの問題を解決する画期的なアイデアを考え出した人はすごくいい人。とっても独りよがりじゃない人。けどそんな人はすっごく芸術家肌(超イメージ)じゃないからクリエイターっぽくないwけどそんな人がたくさんいたらいいなと思う。僕みたいに勝手に怒ってる人が少なくなる。